実務者研修を修了することで、医師の指示や指導によるたん吸引や経管栄養ケアの仕事にも携わることができます。訪問介護というように、医療を必要とする介護現場でも働けるようになります。また、認知症ケアなどの知識もさらに学習したことが認められますので、認知症ケアの現場でも活躍できます。
実務者研修では、「医療的ケア」の項目や「認知症ケア」の項目で深入りした学習を行います。そのため、経管栄養を必要とする患者に対しての実践的ケアなどができるようになります。また、要介護者とのコミュニケーション技術も学べますので、さらに実戦で生かせるスキルが身に付きます。
実務者研修の学習は、これまでに習得した介護のスキルによって履修単位が変わります。費用も大きく変わりますので、まずは過去に修得した介護資格の終了証を準備しましょう。
通学で講義を受ける方法と、家庭学習ができる通信学習を選ぶことができます。実務者研修の場合、スクーリングの必修項目があるので、スクーリングの場所も同様に検討しましょう。
資料請求を行い、複数の学校の中から比較検討をします。同じ履修内容でもテキストの内容によって費用が変わりますので、費用面でもチェックすることをおすすめします。
資料などを比較し、実績などを確認することでおおよそ受講するべき学校が決まるはずです。WEBや電話など都合の良い方法で申し込みを行い、費用の支払いなどを行いましょう。
通学講座の場合は、開校日に登校します。通信講座の場合はテキストが自宅に到着したときが開校日です。早速学習を始めましょう。スクーリングがある場合は指定日に履修できるようスケジュールを組んでください。